
新国立劇場 ツィンマーマン『軍人たち』を聴いてきました(5月5日)。
「20世紀現代オペラの最高傑作の一つ」と言われながら上演されることの非常に少ない作品(オペラ形式では日本初演)。ほとんど予習せずに行きましたので予備知識ゼロの状態でしたが、圧倒され、その場にいたことに喜びを感じてしまった、素晴らしい舞台でした。
主役陣、マリーのヴィクトリア・ルキアネッツ、シュトルツィウスのクラウディオ・オテッリ、デポルトのピーター・ホーレの3人が素晴らしい役柄を演じましたが、特にその他の日本人のキャスト、合唱団が非常に高い水準で見事に演じていた点が印象に残りました。
そして東京フィルも、極度に難しい演目を力強い演奏で大健闘されていたと思います。
ステージ上に浮かんでいるような長方形の箱形舞台で演じられる舞台。最初に幕が上がり立ちつくす白く塗られた群衆から始まり、背筋が凍り付くような最後のシーンまで、演出の無数の象徴や意味するもの、とても一回では理解し得ないこと多かったので、できればもう一度見たいと思いました。
冒険的な上演に挑む若杉弘芸術監督と新国立劇場に拍手!
- 2008/05/08(木) 00:36:04|
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