講演を終えたアブレウ博士(中央)ベネズエラのアブレウ博士トークセッションに行ってきました。
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音楽は青少年と社会をどう変えたか〜
ベネズエラ青少年自動交響楽団代表
ホセ・アントニオ・アブレウ博士トークセッション
主催: 国際交流基金
静かな語り口のなかに、事業に対する氏の喜びと確信を感じました。
セッション最初の10分は、昨年NHKで放送されたドキュメンタリー
『
オーケストラは人をつくる』よりクリップを上演。
続いてインタビュー形式の講演。
配布された紙面にある概要が、プロジェクトの内容を伝えています。
「
ベネズエラで行われている事はほとんど知られていませんが、これは
あらゆる国にとって手本となる活動なのです。」(クラウディオ・アバド)
「私の知る限り、これほど重要なプロジェクトは現在ほかにありません。」
(サイモン・ラトル)
「
音楽の調和を生み出す人は誰しもこの点に気づくのです。本当に
大切なのは人と人との調和なのだと。」
「
音楽は人間の内面に訴え、発見をもたらします。その発見は多様にして
崇高で精神のうちから湧き出るものです。」(アブレウ博士)
「
オーケストラが持つ不可欠にしてただひとつの特徴は、『合意する事』
を前提に集まった共同体だということです。団員が学ぶのは協調の中で
生きる方法です。この経験はどんな意味を持つでしょう。例えば、
グループ練習は助け合いそのものです。一人が全員に、全員が一人に
責任を持つ。美を作り出すため、みなが協調するのです。」(アブレウ博士)
アブレウ博士: 1975年より「
音楽は不幸を希望に変える」「子供たちを
犯罪にかかわることから救い、善良な市民となって社会の発展に尽くす
人材へと育成する。そのための最良の手段は、
オーケストラによる
音楽の
演奏である」との信念から、国立
ベネズエラ青少年児童交響楽団全国
制度財団(FESNOJIV)を創設し、全国各地に
ユースオーケストラを組織。
この
音楽活動が、子供たちが
犯罪に関わることを防ぎ
ベネズエラ社会の
発展に大きく寄与している。
この30年の間に、24万人(!)の子供や若者たちに
音楽をする機会を
与えてきた、とのこと。
グスタヴォ・デュダメルを筆頭に活動を世界に広げている
ベネズエラの
ユース・
オーケストラ。
21世紀の
音楽の存在を考えるうえで非常に重要なプロジェクトだという
念を新たにしました。
小々馬慶太
- 2008/03/22(土) 23:45:23|
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